Kindle Unlimitedを約5年利用して感じたメリットとデメリット

Kindle Unlimitedを約5年利用して感じたメリットとデメリット
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みなさんは、Kindle Unlimited(キンドル アンリミテッド)というサービスを利用したことがあるでしょうか?

私は2018年の6月頃から、現在(2024年7月中旬)に至るまで、解約と再契約を繰り返しながらではありますが、頻繁にこのサービスを利用してきました。

今回は、そんな日々の中で個人的に感じたKindle Unlimitedのメリットとデメリットを紹介します。

利用するか否かの判断の参考にでもなれば幸いです。

そもそもKindle Unlimitedとは?

Kindle UnlimitedとはAmazonが提供している電子書籍定額読み放題のサービスのことを指します。

現時点(2024年7月中旬)では、200万冊以上の電子書籍を読むことができ、様々なジャンルのタイトルを選択することが可能です。

対応端末としては、スマートフォンやタブレット、PCなどが該当しており、Amazonが提供している専用の電子書籍リーダーを使用することもできます。

Kindle Unlimited 公式

 

Kindle Unlimitedのメリット

ではここから本題。

まず、メリットから紹介させていただきます。

……なお、私は恐らくではありますが、本をよく読み、好んでいるタイプの人間です。

そのため、日ごろあまり本を手に取らない方からすれば「え、これメリットなの?」と思われることを紹介しているかもしれません。

その点ご容赦ください。

期間内は無制限に浴びるほどに本を読むことが出来る

これはもう読書好きからすれば、たまらないメリットでしょう。

数えきれないほどに存在する対象書籍を思う存分読むことが出来るのです。

しかも、上限無しに。

もちろん、キープできる冊数は決まっています。

しかし、その数20冊。

よほど同時進行で読んでいくタイプの方でない限りは、困ることの無い数字です。

面白そうなタイトルを次から次にライブラリに追加していく行いは、結構な心躍る行為となり得ますので、是非1度体験されてみることをオススメします。

普段は手に取らない内容であっても、躊躇なく手を伸ばせる

これもまたグッドな、外すことの出来ないメリットの1つです。

みなさんは、本屋さんなどで「これ面白そうだけど、どうしようかな……」と本を片手に思い悩まれた経験はないでしょうか。

いつもは読まないジャンル、ちょっとばかり値の張る本。

そういった本を手に取ったときに訪れるあの逡巡タイムです。

私はそのシーンにしょっちゅう出くわすのですが、Kindle Unlimitedにおいてはそれが無い。

なぜなら「とりあえず追加しとこー」が可能だから。

その手軽さから、私は数多くの愛すべき作品や新たな知見を与えてくれる作品と出会えました。

自らが読む本のジャンルを広めたい方は、利用して損の無いサービスかと感じます。

無数の本と共に生活を歩むことが出来る

日々本を読む私にとっての悩みの種は、どの本を鞄に忍ばせようか、というもの。

これも読みたいし、それも読みたい。

……そうだ、あれもあったんだ。

こんなこと、過去の私にとっては日常茶飯事でした。

しかし、Kindle Unlimitedを利用してからというもの、そんなシーンは霧散。

(好きな作家さんの新刊が立て続けに発売されない限りは)鞄を重くすることも無くなったのです。

なぜなら、愛用するKindle Paperwhiteに無数の文章が眠っているから。

持ち歩く本の重さに辟易している方は、検討を開始することを、同好の士の1人として強く推します。

Kindle Unlimitedのデメリット

次にデメリットを5つ紹介いたします。

なお、こちらも大分個人的な意見です。

そのため富豪の方であったり、あまり本を読まない方にとっては、デメリットとは言えないものもあるかもしれません。

その点ご了承ください。

月額料金が割とする

皆さんは、月毎に契約している娯楽的なサービスって何かおありでしょうか?

私は現在時点(2023年6月中旬)では、この「Kindle Unlimited」と「dアニメストア」のみ。

この2つのサービスを金額面で比較してみると、Kindle Unlimitedが月額980円なのに対し、dアニメストアは月額550円。

Kindle Unlimitedちょっと高いか?と思ってしまう価格設定です。

しかし、よくよく考えてみると、普通に本を買うと、文庫本であっても2冊買えば多くの場合1,000円を超えてしまう時代。

読めるタイトルが制限されているとはいえ、本をたくさん読む人にとってはかなり安い価格設定であると言えるかもしれません。

読まない期に入ってしまうと勿体ない

私は毎日のように本を読みます。

夜寝る前、移動中、休みの日のぽっかり空いた時間。

貪るように読むのです。

しかし、そんな私にも時折訪れる「読まない期」。

その訪れは、読みすぎた月の翌月であったり、心待ちにしていたゲームのタイトルが発売されたときであったり、ただ単純に多忙であったりと理由は様々ですが、必ずと言っていいほどやってきます。

そんなときにKindle Unlimitedを利用中であると、ちょっと凹みます。

「ああ、本買えたなあ……」と思ってしまうのです。

まあ、サブスク全般に言えることではありますが。

もう1度読もうと思って探しても対象ではない場合がある

これは結構あります。

例えば、

「お、面白そう。あ、でも20冊埋まっちゃってる……。とりあえず、欲しいものリストに入れとくか」

という判断をした際の後日。

「見れなくなっとるやないかーい……」

となってしまうのです。

ただ、すぐさま読む人であったり、同時進行的に複数の本を読むことをしない人であれば、特にこれと言って問題のない点ではあります。

時間を吸われる

正直このサービスは読書家、あるいは活字中毒者にとって沼です。

なぜなら、読める本に限りがあるとはいえ、人の一生という短い期間では到底読み切ることの出来ない冊数がそこに存在しているから。

ジャンルも多様。

聞いたことの無い作家さんも無数。

いつだって読める。

……絶対にやらなければならないことがある場合には、心を鬼にして、利用することを避けましょう。

でなければ、あなたの未来に訪れるは破滅です。

シリーズ物の作品が最後まで読めなくて悩む

「……え、マジで面白いじゃん」

これはKindle Unlimitedで何となく読み始めた初見作家さんの本において、度々起きる現象です。

正直あんまり期待しておらず、面白くなかったら読むの止めよう。

そんな風に思っていたにもかかわらず、読み進めることを止められない自分。

正直、歓喜の瞬間です。

しかし、そんな気分でいる自分を、一気に悩ませる事象が存在します。

「2巻はKindle Unlimitedの対象ではない、だと……」

これは本当にあります。

頻繁に。

作家さんを応援したいのなら、そこでもちろん買うべきなのでしょうが、

「今月いっぱい使っちゃったしなあ……」

なんてことで一喜一憂する自分には中々難しく。

悩ましいものです、全く。

最後に

ここまで、Kindle Unlimitedの個人的に感じるメリットとデメリットを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

サービスを利用するか否かの参考に多少なりともなっていましたら、幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

Kindle Unlimited 公式