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文通村で手紙を書く際に必要なものって?何か気を付けることはある?

文通村で手紙を書く際に必要なものって?何か気を付けることはある?
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文通村を始めてみたはいいものの、何が必要なんだろう?

書き方に決まりはある?

切手っていくらを貼ればいいの……。

今回はそういったことなどでお悩みのあなたに、文通村を利用している私がそれぞれ簡単に説明していきます。

少しでもお役に立てれば幸いです。

文通村って何?

そもそも文通村とはなんでしょう?

詳しくはこちらの記事で解説していますが、文通相手に名前や住所等の個人情報を明かすことなく、匿名で手紙のやり取りを楽しむことの出来るサービスのことです。

日々のSNS利用に疲れてしまった方は、ぜひ1度お試しを。

人と人との繋がりを緩やかな流れの中で楽しめる素敵な娯楽がそこには待ち受けていますので。

文通村で手紙を書く際に必要なもの一覧

ここでは、私が手紙を書く際に使用しているもの。

また文通をしている中で「あったらいいかも」と感じたものを紹介します。

よろしければ、参考になさってください。

レターセット


当然ですが、これは欠かせません。

無ければ相手に手紙を送りようがありませんので。

入手場所としては、文房具店や100円ショップ、雑貨屋さんなどがオススメ。

スーパーなどにも置いてあることがありましたが、バリエーションが少なかった印象です。

もちろん、ネット通販でも買えます。

日々忙しく、なかなか店舗に足を運べない方は利用を検討してみてください。

ペン

必需品です。

無ければ文字を書けません。

ただ、みなさんペンの1つや2つはお持ちでしょうから、改めて購入する必要はあまりないでしょう。

気合を入れて、

このような万年筆を買ってみるのも乙なものではありますが。

ノリ

封筒を閉じる際に使用します。

普段あまり使用する機会がないためか、意外と持っていなかったり。

持ち合わせがない方は用意しておきましょう。

オススメは「正直貼れればいいよね?」と感じるので、ありません。

ただ、探してみると、

このような修正テープの形をしたノリなど、色々と種類がありました。

品質やデザインを気にされる方は、少し探してみると楽しいかもしれません。

シール

『Title Sticker』ミドリ

こちらは無くても大丈夫です。

ただ、文通村の手紙においては、結構な確率でデコレーションとして様々な箇所に貼ってあります。

手紙をより可愛くしたい方は購入しましょう。

売り場としては、文房具店や100円ショップに売っています。

私は100円ショップで買いました。

目を向けてみると、色々と種類があることに気付いて、存外夢中になります。

マスキングテープ

こちらも無くても問題ありません。

ただ、こちらもシール同様、わりと手紙の装飾に使用されている印象です。

ノリ代わりに手紙に封をしたり。

シンプルなレターセットに彩りを与えたり。

手紙を受け取る相手に(あっ!かわいい……!)とささやかな喜びを感じて欲しい方は、購入を検討しましょう。

探してみると思いの外たくさん種類があって面白いですし。

文通村で手紙を送る際に気を付けること

ここからは文通村で手紙を送る際に気を付けておいた方がいいことを紹介します。

間違えてしまうと、最悪の場合「せっかく手紙を書いたのに届かない……」なんてことにもなりかねませんので、ぜひご注意を。

それでは、どうぞ。

宛名と差出人の記載

正直当たり前ではあります。

宛名の記載が無ければ、相手に届くことはありませんし。

差出人の記載がなければ、相手は返信しようにも誰に向けて送ればいいか、見当がつきません。

ただ、今のこの令和という時代を生きるどれだけの人が、手紙という古典的な連絡手段を定期的に利用しているのか……。

そんなことを考えると、

「きっと、全くもってやり方が分からない方もいるだろう」

ということを思い、念のため記載しています。

宛名と差出人はどこに何を書く?

さて、本題ですが、まず封筒の表面。

こちらには、相手の文通村仮想住所とペンネームを書きましょう。

「平城京通り ○○番地 ○○様(さん)」

のようなイメージです。

次に、封筒の裏面。

ノリなどで封をする側ですね。

こちらには、自らの文通村仮想住所とペンネームを書きましょう。

「加賀の国通り ○○番地 ○○」

このような感じでしょうか。

宛名の流れに乗って、自らのペンネームに「様」など付けないようご注意を。

【追記】

次に出す予定の手紙を書いていて気付いたのですが、

  • address
  • name
  • from

などで構成されている封筒もありますね。

そういった場合には、

  • address → 相手の文通村仮想住所
  • name → 相手のペンネーム
  • from → 自らの文通村仮想住所とペンネーム

をそれぞれ書けばよいでしょう。

片面に全て項目がまとめられている場合は、そちらに全て書いて問題ないと思います。

文通村へ送る返信用封筒への記載は?

毎月、文通村より送られてくる封筒の中には会報と数通のお手紙、そして返信用封筒が入っています。

自らが書いた手紙を送る際には、その返信用封筒を利用しましょう。

さて、その返信用封筒ですが、ありがたいことに既に宛名は記入済み。

裏面に差出人のみ記載しましょう。

1点、ここで気を付けてほしいのは、ここでは自らの実際の住所を書くということ。

文通村の仮想住所を書いても、別に空欄であったとしても、特に問題なければ届くことは届くでしょう。

……ただ、何らかの原因でその封筒に不備があった場合。

あなたの元へ、その返信用封筒が返ってくることは恐らくないでしょう。

なぜならそこにはあなたの住所が載っていないから。

受け取り側である文通村のスタッフの方に迷惑になってしまう可能性も考えられますので、くれぐれも気を付けましょう。

切手の値段

手紙を送る際に毎回検索をかけずにはいられないことランキング№1。

個人的1位がこの切手の値段になります。

というのも、切手の値段って封筒の重さや厚みなどで結構変わってくる……。

基本的には、結構な数の手紙を書かない限りは、84円切手や94円切手で事足りるとは思いますが(2023年9月現在)、少しでも不安を感じることがあれば、ぜひお近くの郵便局へ。

確実です。

それでも「自分で切手をコンビニ等で購入して、貼って、ポストへ投函したいんだ!」という方はこちらの郵便局の料金表ページを参考にされてください。

詳しく載っています。

【追記】

みなさん既にご存知かとは思いますが、2024年の10月1日より新料金が適応されることになります。

それに伴い、50gまでの定形郵便物は110円切手を使用することとなりますので、その点ご留意ください。

なお、差額用の16円切手や26円切手も用意されているようです。

これまでの切手が使用不可となることはありませんので、ご安心ください。

手紙の締め切り日

文通村には「会報・手紙の発送日」とともに「手紙の締切日」というものが設定されています(第2・第4金曜日)。

早目に文通相手に届けたい手紙がある方は、手紙を送る日を気を付けておきましょう。

なお、文通村の事務局の所在地は千葉県。

お住いの都道府県によっては、手紙が到着するまでの期間も長くなることと思いますので、お早目の投函をオススメします。

よくある質問

ここでは、文通村を利用するに際して感じる疑問点を紹介します。

もし何か知りたいことなどありましたら、お気軽にお問い合わせフォームよりご連絡ください。

ご質問をもとに適時更新させていただきます。

書き方に決まりはあるの?

私が現在利用している限りではありますが、あまり形式を気にする必要はないのかなと感じています。

気軽に楽しみましょう。

時候の挨拶はいりますか?

書きたければ、で良いと思います。

ただ、時には、

「桜の花開く、美しい季節となりましたがいかがお過ごしでしょうか?」

のような文章が来ると、手紙ならではの良さを感じて、なんだか素敵かもしれません。

頭語と結語は必要ですか?

今のところ、見かけたことはありません。

ただ、たまにはそういった形で書いてみるのも悪くはないでしょう。

受け取った相手によっては、(ど、どうやって返そう……)と少しばかり身構えることもあるかもしれませんが。

最後に

ここまで、文通村に関する疑問点を主に初心者の方に向けて綴ってきましたが、いかがでしたでしょうか。

多少なりとも参考になる情報が記載出来ていたなら幸いです。

もし、文通相手になる未来があったなら、そのときはよろしくお願いいたします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。