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あなたは「文通村」を知っていますか?

あなたは「文通村」を知っていますか?
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文通村。

それは、匿名で、個人情報を明かすことなく、どこかの誰かと手紙のやり取りを出来るサービスのこと。

今回はそんな興味深いサービスを実際に体験してみましたので、紹介いたします。

よろしければ、ご覧ください。

文通村とは?

冒頭でも軽く触れましたが、文通村とは名前や住所といった自らの情報を明かすことなく、手紙のやり取りを行えるサービスのことです。

相手方に明かされるのは、自らのペンネームとサービス内で付与される架空の住所のみ。

  • 「誰かと手紙のやり取りをしたいけれど、相手がいない……」
  • 「私の趣味を誰かに聞いて欲しい!」
  • 「様々な年代の方と関わりを持ちたい」

上記のような悩みや希望をお持ちの方に、うってつけのサービスであると言えるでしょう。

文通村のシステムについて

文通村では毎月2回の発送日があり、そのタイミングで手紙が送られてきます。

初回の発送では、5通ほど手紙が送られてきました。

ただ、その手紙のあて先は私ではなく、

風船便を受け取った方へ

というものでした。

風船便とは?

風船便とは、簡単に言うと、

どこの誰のもとに辿り着くのか分からない手紙のこと

です。

誰かに手紙を書くこと。

素敵なことです。

ただ、

  • 初っ端から特定の誰かへと手紙を書くのって結構怖い
  • 誰に書いていいのか分からない

という方、結構おられると思います。

そんな方にうってつけなのが、こちらの風船便というサービスです。

自らの自己紹介であったり、趣味であったり、最近あった面白い出来事であったり。

思うがままに好きなことを書いたうえで、封をして、風船便のマークを貼る。

そして自分の都合のいいタイミングで文通村へ送付。

そうすると文通村の事務局の方が、他の文通村に登録している誰かのもとへと届けてくれます。

今回はその内の5通が私のもとにやってきてくれた、というわけですね。

文通村の実際の手紙について

そんなこんなで届いてくれた5通の手紙。

誰が、どんなレターセットを用いて、どんな内容を送ってきてくれたのでしょうか?

それぞれ、具体名や詳細な情報を伏せた上で、簡単に紹介します。

どんな人からの手紙がやってきた?

https://twitter.com/utt1729/status/1684459794835591169

私のもとに届いたのは全て女性からの手紙でした。

年齢層も幅広く、20代から40代。

文通村の架空の住所も全て異なるもので、全国津々浦々さまざまな場所から利用されているサービスであることが伺えました。

どんなレターセットで届いた?

正直これに関しては衝撃を受けました。

というのも、あまりに、

可愛かったから

です。

自分が思い描いていた手紙。

それはもう簡素な代物。

白い便せんに飾り気のない封筒、黒一色の文章。

しかし、届いた手紙のカラフルさ、ファンシーさたるや。

様々な絵柄に、オシャレなマスキングテープ、私の手元には持ち合わせの無いキュートなシールの数々。

本当にテンションが上がりました。

世の中にはこんな手紙、レターセットがあるのかと。

今まで私が認知していなかった、色鮮やかな世界がそこには存在したのです。

どんな内容が送られてきた?

気になる内容ですが、基本的には自らの趣味を綴ったものが多かった印象です。

好きなアニメに好きなYouTuber、好きな本などなど。

自己紹介的な文章が、様々な書き口で並んでいました。

形式にとらわれる必要はこれっぽちもなさそうです。

文通村から手紙が届いた後について

様々な人から送られてきた手紙を読んで、何だか温かい気持ちを覚えた後。

さて、その後の行動は?

今回の私の動きを紹介しますので、よろしければ参考にされてください。

文面を考える

幸いにも私の手元には、以前に何かで利用したレターセットの残りがありましたので、返信用の文面を考えることから始まりました。

いただいた5通の手紙を片手に「こうかな。それともこうだろうか」とパソコンの前で試行錯誤すること小一時間。

やっと完成した文面をもとに次の段階へ。

そう、便箋への手書きです。

便箋に文章を書く

字がお綺麗で、誤字脱字などそう拵えない人であれば、手紙の返信を書くという行為は、ここから始まるのかもしれません。

しかし、私の字はそう綺麗ではなく。

何を思ったのか、全く関係のない漢字を書く始末。

「文面を先に考える」という時間は、私にとって必要不可欠な時間でした。

もし、お仲間の方がいらっしゃいましたら、書く内容をしっかりと考えた後に、こちらの段階へ進まれることをオススメします。

さて、実際に紙にペンを入れるという行為。

考えてみるとそれは久々なことでした。

もちろん、日々何かしら書くことはありました。

メモ帳などの用紙に忘れないようにと思ったことをメモしたり、買う必要のある物をピックアップしたり。

でも、

誰かに向けて、自分ではない他人のために文章を書くこと。

それはもう長らく体験していない事柄でした。

……それゆえに、中々に緊張。

あまり納得はいかない文字列が、便箋いっぱいに広がることとなりました。

久々に文章を手書きで書かれる方は、ある程度練習した後に実施されることを強く勧めます。

宛名や差出人を書いて、封をする

https://twitter.com/sumireayapo/status/1692927099911459306

このとき気を付けて欲しいのは、

  • 宛名には、相手の文通村住所とペンネーム
  • 差出人には、自らの文通村住所とペンネーム

を書くことです。

当たり前ではありますが、宛名にしっかりと届け先を書かなければ、相手に届くことはありません。

また、差出人を書いていなければ、(初回に限るかもしれませんが)相手はこちらに返信のしようがありません。

どこに行き着くこともない、心のこもった手紙とならぬよう、お気を付けを。

返信用封筒に手紙を入れる

https://twitter.com/utt1729/status/1693532188988539124

文通村では、文中でも触れましたように、毎月2回発送日というものがあります。

その際に手紙と共に送られてくるのが、返信用の封筒です。

この封筒は、書いた手紙を文通村へと送るために用います。

間違っても書いた手紙をそのままポストへ投函されてはいけません。

そこに記載されているのは、あくまで架空の住所。

どこへも辿り着くことはないのです。

必ず、返信用封筒に入れましょう。

郵便局へ行く

郵便局へ行って、切手を貼ってもらい、ポストへ投函しましょう。

もちろん、自分で切手を貼って投函することも可能ですが、サイズや重さなど様々な規定があります。

少しでも不安な要素があるのであれば、郵便局へ足を運びましょう。

その方が確実です。

最後に

ここまで、文通村のことについて、自らの経験を交えて紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

もし、多少参考になるなり、「やってみようかな?」と思ってくださったりしたのなら、嬉しい限りです。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!